開業当初は看護師がいなかったので、医師一人で運転して往診して、クリニックに戻った後は物品注文して補充して洗浄してました。患者さんが増えるとそんなやり方だと仕事が回らなくなって、開業4ヶ月目で看護師が来てくれたときはすごく嬉しかったし、僕の負担もすごく減ったんですよね。今は看護師無しのクリニックなんて絶対無理だなと思います。
看護師が同行すると診察がスムーズになるし、患者さんの安心感が増すみたいです。採血、ガーゼ交換、包帯などは医師より看護師のほうが手慣れてるし、処置中に医師が診察、処方、カルテ確認に集中できます。初回往診時、家族に説明して契約書を取得するのも看護師の役割です。看護師が運転中に医師がカルテ確認できるのもメリットが大きいです。
みなし訪問看護では一人で患者さん宅に行くこともありますが、外部の訪問看護ステーションに頼むほどではない、短期間の皮膚ケアやガーゼ交換など軽微なものがメインです。
クリニックに戻った後は看護師が物品注文したり、往診バッグを整えたり、書類作成したり、病院連携室やケアマネとの連絡業務があったりと院内でも意外に忙しいです。
今でもたまに医師一人で往診すると、「看護師の〇〇さんは?」と寂しそうにされることがあります。在宅医療に関わる看護師は患者さんに慕われ、感謝されるとてもやりがいのある仕事だと思います。看護師側も患者さんのことをしっかり把握して理解しておく必要があります。特に非常勤医師の往診同行するときは看護師が中心的な役割を担うこともあります。
現在当院には看護師が1人しかいなくて、今後の体制充実のために増員予定です。詳細はホームページの求人欄を参照ください。ご興味のある方は当院に電話かメールでお問合せください。当院はまだ新しい職場でメンバーもとても良いのでお勧めです。
大野城本院 院長 鶴田伸一
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